JiROの お金づくり

資産25万円から1億円への道のり

【節約】サブスク、全解約

節約してお金を貯めるには、やるべきことやコツなどあると思います。そんな中、僕なりにやってみてよかったことの一つとしてあるのが、サブスクをやめることです。

今の世の中、便利で魅力的なサブスクライブのサービスがたくさんありますよね。音楽とか映像とか、他にもいろんな種類の配信サービスがあって、月にすると安くて便利だと思います。魅力的だし、趣味の一環として良いことかもしれないし、お得なのかもしれない。のですが、これが節約と資産形成を目指す上で意外と大きな罠になってるんじゃないかと思ったんですよね。お金持ちにとっては痛くもかゆくもない金額ですが、節約に挑む一般的な人にはサブスクは良くないんじゃないか、と。

まず一つ目の罠は、1ヶ月あたりが絶妙に安く感じる価格に設定されていることです。確かに月に均すと低価格かもしれない。でもそれは毎月毎月続いていくわけで。結局6ヶ月分とか12ヶ月分の総額の買い物をしてることとイコールなんですよね。当たり前だけど。あくまで「総額」が大事だと思うんです。

例えば1ヶ月1500円の音楽聴き放題サービスでも、1年経てば x12で18000円になってしまう。もう一つ映像系のサービスで1ヶ月2000コースに入っていると、x12で24000円ですね。音楽のと合わせると年に42000円という、かなり太い金額になってしまいます。人によってはさらにもう1つ2つ、サブスクやっているかもしれません。そうなると年に70000円とかそれ以上ですね。とても大きな買い物をしたことになります。”塵も積もれば” の最たるものですね。

それと、もう一つサブスクの怖いところは、ネットで、つまりカードで契約が完結できてしまうところです。Amazonとかのネットショッピングもそうなんですが、簡単に買い物ができ過ぎるんですよね。おうちでポチッと押したらOKなので、”買う” という行為のハードルが低いんです。だから買い過ぎちゃう。サブスクもそう。契約のための手段が簡単すぎるんです。これがもし、配信してもらうにはどこかの店舗まで出向いて行って申込書を書いて店員さんに提出しないといけなくて、且つ現金払いじゃないとダメって言われたら、かなり億劫ですよね。億劫だから、入会するお客さんは減ると思います。でも節約生活に挑む僕らにとってはそのほうがいいんですよね。衝動買いでポチッとしなくて済むから。

そういう意味で、僕は節約を始めてから基本的に何でも現金で払うようになりました。この「現金でやる面倒くささ」が、買い過ぎないためのハードルになってくれるからです。クレジットカードで買い過ぎてしまうのを、未然に防いでくれるからです。

「どっちも同じお金なんだから、大して変わらないでしょ」という意見もあるかもしれないけれど、少しでも衝動買い、無駄使いのハードルになってくれるならそれに越したことはないと、僕は思っています。だから、僕はサブスクは全て解約しました。

もともと僕は、趣味として音楽鑑賞がかなり好きでした。だから、次々と曲やアーティストを知れてダウンロードできるように、長年AppleiTunesに入っていたんです。節約生活を始めて改めて毎月の支出を洗い出したとき、「自分は音楽好きなんだから、iTunesは必須。解約なんてありえない」と初めは思ってました。

でも、「いや、これ本当に必要かな?」と疑ってみたんですよね。そうすると、新たに音楽を知るのにはiTunesじゃなくてもYouTubeとかで無料で知れるし、そんなにいつもいつも新しく曲を仕入れる必要もないよな、と思えてきたんです。今まで買ってきた曲たちを何度も聴き直せばいいし、むしろそのほうがその曲の良さに改めて気づいたりできるんじゃないかと。それで、思い切って解約してみました。すると、無くても全然OKでした。

他にも好きなスポーツの動画配信サービスに一時期入っていたのですが、解約してみました。そう決めるにはけっこう未練もあったのですが、これも「YouTubeでダイジェストを見れれば十分」と切り替えて、思い切って解約しました。すると、無いなら無いで全然やっていけたんです。

これらの解約で、1年でいうと5万円は浮いたことになります。みなさん趣味もあるしそれを否定するわけではないのですが、もし大した理由もなくだらだら契約を続けているようなサービスがあるなら、あっさり解約してみるといいんじゃないかと思いますね。案外、なくても大丈夫だと思いますよ。

YouTubeやってます。

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